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「Affinity」ビル・エヴァンス~トゥーツ・シールマンス

今日の一枚(JAZZ編)
10 /14 2007

Affinity
 


  キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」と並んで、女性の好きなジャズ・アルバムの双璧と言われるのがこれ。ビル・エヴァンスとトゥーツ・シールマンスという異色の顔ぶれによる共演が何とも興味深い。個人的には両者ともにフェヴァリット・ミュージシャンだけに、かなり聴き込んだアルバムだ。  

 ビル・エヴァンスの性格からして、マイルス・コンボ時代の「Kind of blue」などを除いては、ピアノ・トリオ以外のフォーマットで成功した例は殆ど無いと思うが、これは数少ない成功作の一つではないか。ハーモニカの音色とのマッチングも良く、それ以上にトゥーツ・シールマンスのオールマイティな音楽性というか性格が功を奏したようだ。   



 中でも映画「真夜中の向こう側」のテーマがいい。ビル・エヴァンスのエレピとハーモニカの音の調和がとても美しい。学生の頃、夏の夜明け前にこの曲をよく聴いた。幾分涼しい澄んだ空気が漂うその時刻にぴったりの曲。まさに真夜中の向こう側といった感じで、勿論目覚めて聴くのではなく、聴いてから寝るパターンだったが・・嬉しいことに「Blue in green」も演奏している。



 トゥーツ・シールマンスは確か存命だったと思うが、相当な歳だろう。70過ぎてるのではないかと思う。それでいてあんなロマンティックなハーモニカは吹くわ、ギターに合わせて口笛は吹くわ、実に魅力的な爺さんだ。ちなみに口笛は余芸の域を超えていて、たまに「ホイッスル」とクレジットされた参加アルバムもある。ハーモニカについてはバップ・フレーズからムード音楽まで何でもこなす第一人者として、もはや説明は不要であろう。



 いやしかし、このアルバムを聴いていた頃は毎日が休日のようなものだった。我ながら羨ましい。時間に追われれば追われるほど、音楽は沁みてこなくなるものだなあ。

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jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。

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