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ベニー・ゴルソンと言えば

ジャズ
10 /20 2007
 前回ベニー・ゴルソンのことに触れたので、今回もゴルソンさんについて語ってみたい。ベニー・ゴルソンと言えば誰もがあの曲を思い浮かべるのではないだろうか。

 「ウィスパー・ノット」、「アイ・リメンバー・クリフォード」。私、個人的にはベニー・ゴルソンさんのテナー・サックスって「むちゃくちゃ好き」というほどでもないけど、コンポーザーとしてのセンスは凄いと思う。「ウイスパー・ノット」のテナーサックスのサブトーンを活かしたアレンジなんか、まさに囁くような感じがよく表れている。


 「アイ・リメンバー・クリフォード」は曲そのものもさることながら、リー・モーガンのトランペットがあまりにも印象的で、どっちが凄いのかよく分からなくなってしまう。なんだけど、アタマの伸ばしの音が実はいちばん凄くて、この一拍が直後の二拍目から入ってくるリー・モーガンのイントロを最大限引き立てる効果を果たしている。一拍で曲のカラーを表現するあたり、ゴルソンさんやはりただ者ではない。



 ほかにも超有名な「ファイヴスポット・アフターダーク」。変哲の無いマイナー・ブルースなのに、「ゴルソン・ハーモニー」によるサウンドは、黄金期のジャズ・サウンドそのものだ。とてもジャズっぽい。渋いところでは、ミュージシャンが好みそうな「ステイブル・メイツ」「キラー・ジョー」なんて曲もある。



 私的には「アロング・ケイム・ベティ」「アウト・オブ・パスト」あたりが好みか。これ名曲です!ジャズマン得意の「とりあえず作ってみた」風なイージーな曲じゃなくて、非常にしっかりとした構成で、楽曲に足るドラマチックな展開。50年代当時にしては斬新な曲だったと推察される。



 とはいえ、ベスト1は「アロング~」と同じアルバムに収録された「ブルース・マーチ」に尽きるのではないか。何しろマーチである。ブルースでありながら純粋にマーチ。こんな素っ頓狂な発想、普通あり得ないだろう(笑)同じアルバムの「ドラム・サンダー組曲」がタイトルの割りには上品な曲であるのに対し、「ブルース・マーチ」の方は圧倒的にキレている。ホレス・シルヴァーが音楽監督を務めた初代メッセンジャーズの時は確立されなかったバンド・カラーを、ゴルソンさんは一気に確立してしまった。以来30年以上にわたって、メッセンジャーズと言えばこの雰囲気。強力無比なバンドカラーは、実はゴルソンさんが築いたものだった。そんな訳で、来年の東京JAZZでは、是非とも2管でゴルソン・スタンダードを演奏してほしい。


 

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コメント

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ゴルソン

ブルースマーチはすごい曲だと思う。
ジャズメッセンジャーのテーマソングでもあったし。
100年後に残す音楽の一つに入れてもよいv-218

jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。

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