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JAZZ そのボーダーラインを行く

ジャズ
12 /30 2007
 ジャズの原体験がエリック・ドルフィーだったせいか、ジャズの即興部分の深層に強く興味を惹かれる傾向にある。でたらめに演奏している訳でもないのに、あのような音を奏でること自体の不可解さ。音とその瞬間の因果関係を思うに、プレーヤーの内面を通して小宇宙を展開しているとしか思えない。

 音を出しているにも拘わらず、音楽を演奏していると言うよりも、自己の内面とつながった宇宙の姿を描き出していると言った方がいいプレーヤーがいる。チャーリー・パーカー、ドルフィー、コルトレーン、トム・ハレルetc.まるであちら側ことちら側のボーダーラインを行き来するような音世界だ。パーカーが演奏に、両方の目玉が互いにあらぬ方向に向いていてヤバいように、コルトレーンが「聖者になりたい」と口走ったように、はたまたトム・ハレルが向こうに行ってしまうように。

 絵画家(と言っていいのかどうか)横尾忠則氏の絵や思想が結構好きで、本も愛読させて頂いた。「地底都市シャンバラと交信しつつ創作している」みたいなことを言っておられて、常人が迂闊に口走れないような科白なのだが、私はそれを読んで「宇宙とつながっている」と直観した。と言うか、創造の必然性を語る時、どうしても宇宙、或いは宇宙の創造主とされる(一般的には)神に言及せざるを得ないんじゃないかと思っている。

 決して難しく考えている訳ではない。そもそも宇宙はシンプルだが、我々の概念が及ばない分、難解だと誤解されるのかも知れない。もっとも音楽を演奏される方は、音楽そのものが数学的、宇宙の法則に則っていることを意識的にも無意識的にも実感されているのではないかと思う。

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jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。

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