スポンサーサイト

スポンサー広告
-- /-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

BSC(ブラス・サウンド・クリエーション)とZORROトランペット

トランペット
01 /23 2008

 先週末から昨日まで大阪でしたが、大阪の寒いことったら。鳥取以上の寒さで、タクシーの運転手によると「数年に一度の寒さ」だと。。

 そんな中、私が密かに注目していた2本のトランペットを心斎橋M木楽器で試奏してきました。BSC(ブラス・サウンド・クリエーション)のボトムラインのモデル「ミレニアム」(16万円7000円)ZORRO(ゾロ)のシルバー(6万6000円)。いずれも廉価モデルです。

 トランペットはサックスと比べて比較的安価と言われる。それはそうだろう。複雑な構造のサックスと単純な構造のトランペットが同じ価格だったらおかしい。とはいえ、最近は海外ブランドのトランペットはじりじりと価格を上げ、定番のバック37シルバーも定価30万円を突破。セルマーに至っては新モデルから一気に10万円以上の値上げとなった。そこで注目されるのが、廉価モデル、20万円以内のモデルである。

 

 

 中でも注目していたのがミレニアムとゾロ(いずれもシルバープレート)。後者に至ってはラウンド・クルークとスクエア・クルーク付、ケース付で売価6万円台と、超破格値。東京の楽器店「シアズ」さんが特注し、台湾でビルトアップしたもの。近年ジャズ、クラシック問わずプロの間でも結構売れているらしい。前者はドイツ在住でマイスターの資格を持っている日本人の方が興されたメーカー。W・マルサリスがトップモデルの503を使用していることでも有名。一昨年あたり、職人のストライキでバックが日本に入ってこなかった時期に、バックの代わりとして使われるようになってブレイクした。

 ゾロは吹いた瞬間に「吹きやすい」と感じる。よく鳴る。ソフトに吹くとウエットでダークな味も出せて、これで6万なら買いだ。個人的には若干ライトな吹奏感ではあるけど、音が細くなることもなく、大きいマウスピースでも反応が良い。ライトウエイトの楽器のようにマウスピースを選ばないと思う。

 

 

 ミレニアムはさすがにゾロよりも重量があって、吹奏感もしっかりしている。ゾロのように「むちゃくちゃ開放的」といった感じではないが、その分中・低音域の暖かいサウンドづくりが楽そう。ピストンのボタンがでかく、わりとショートストロークなので非常に押さえやすかったのが印象的。ベルに貼り付けられたメーカーのエンブレムが音の安定感とつながりに寄与してそうな気配だ。バックのように太い音でもないし、ヤマハのようにストレートでもない、独特なフィーリング。体格が標準―やせ型の方はバックよりもこっちの方が鳴ると思う。オールラウンドに使えそうで、これでボサノバか何かソフトに吹くと良さそうな気がした。

 

 

 ゾロとミレニアムは価格差が倍以上。キャラクターも異なるけど、「吹きやすさ」という点ではゾロは異色の吹きやすさだろう。キャラクターが欲しい分、私自身はミレニアムを選ぶが、あくまでも好みで。いずれも日本人の肉体的条件でも吹きやすく、鳴りもいいと感じた。現在私はラッカーの楽器を使っているので、たまにシルバーもいいなと思っていて今回試奏してみたら、どっちも良かったので驚いている。

 

スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

廉価モデルなのにいい音が出るとはうらやましいですね。
サックスの場合はほぼ値段と比例することが多いと思います。最近はなんだか百万を越える国産のものも登場しバブリーな感じです。以前高価なピンクゴールドのサックスを試奏しましたが、あまりのレスポンスの良さにびっくりしました。
残念ながら逆は必ずしも真ならずで、ものは良くないのにオールドというだけで異様に高かったりするものもありますね。ふぅー。

オールドのプレミアム価格はトランペットでも同じですね。と言っても50万円以内ですが・・東京都の某楽器店で以前試奏したマーチン・コミッティのオールドはボロボロにもかかわらず30万円超。なんぼなんでも。トランペットの場合は楽器よりもマウスピース、肉体的条件がより音に反映されるようです。

jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。