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トランペットの奏法研究~マウスピース編

トランペット
01 /25 2008
 なんて、大仰なタイトルを付けてはみたものの、そんな偉そうなことを言える立場ではないし、言うつもりもない。ただ、最近はここ一年のトランペット奏法の研究の甲斐あって、ダブルHigh-Cに到達するなど一定の成果もあるので、メモ程度に記しておこうかと思う。

 トランペットを始める際に案外と困るのが入り口の部分かも知れない。マウスピースの選択。「バック7Cが標準」などと一般論を真に受けたら最後、当分は地獄から這い上がれないだろう。そもそも「標準」なんてあり得ない。この世には「個人の肉体的条件にフィットするマウスピース」しか存在しない。1番が「でかい」、10番が「小さい」はあくまでも「標準サイズ」と比較した場合の表現で、人によっては1番が標準であってもおかしくない。

 

 

 一見曖昧なようだが、マウスピースのカップの適正な直径は、唯一客観的、かつ正確に計測できる部分なので、これはもうきちんと唇に定規でも当てて測ってみるべきだ。図示できないのが残念だが、上の歯の先端と上唇の先端部分、同様に下の歯と下唇の先端部分が同じぐらいの位置になるようにしてトランペットを吹く口を作ってみる。多くの人は唇をやや巻き気味にせざるを得ないと思う。そう、自分では気付かないが、実は「出っ歯で顎が引っ込んでいる」のだ。私自身これまで「出っ歯」と指摘されたことは皆無なのに、実は出っ歯だった(口を閉じた時、上の歯が下の歯を完全に覆ってしまう)。しかも上の前歯2本が比較的大きい(日本人によくある歯の形です)ため、上唇と下唇を多少巻き込まないと、うまく振動しない。で、そのままバズィングできる位置まで唇を閉じた際の、上唇の赤い部分と皮膚の部分の境界線と、下唇の赤い部分と皮膚の部分の境界線までの距離。これが自分にとってのマウスピースのカップの「最低直径」になる。仮にそれ以下のサイズのマウスピースを使っている場合、残念ながらそれは誤った奏法です。私は20年間トランペットを吹いていますが、何と15年間は誤った奏法のまま吹いていました。あー勿体無い。と言うか、どの本にもそななこと書いてないし、教えてもくれない。

 

 

 ちなみに私の最低直径はバックで言えば1ハーフC。標準と言われる7Cよりも遥かにでかいサイズです。さて、その最低直径が決まれば、後はそれよりも大きいサイズのマウスピースを試してみて、自分なりにサイズを微調整していけば良いのではないでしょうか。カップの深さについては「唇が薄い」或いは「厚いけど歯が小さい」人以外は、浅いカップだとおそらく使えないでしょう。ある程度やや浅い~深い、えぐり付きではないと厳しいのではないでしょうか。その時点でバックは全滅です。「サイズ」「深さ」が決まったらスロート径とバックボアの調整です。これもまた微妙な部分で、スロートサイズが0.1mm違うと吹奏感はまったく異なってきます。バックボアもテーパーの開き具合で「しんどい」か「楽」かが大いに違います。

 

 

 とまぁ、簡単ではありますが、とにかくマウスピース選びで、その後が大きく左右されることは間違いありません。マウスピースが奏法を決めてしまうと言っても過言ではない。そのためには自分の身体的条件を客観的に把握しなければならないでしょう。楽器選びは次の段階です。私のように闇雲に40本近いマウスピースを買うより、考察した後に買えば、多くても5、6本程度で済みます。

 

 

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コメント

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回り道?

私も40になって自分自身の奏法を見直しているところです。
同じように
もっと早く知っていれば!!!
ということがたくさん出てきます。

みなさん試行錯誤して自分のスタイルを見つけるんでしょうかね。

 奏法を考える上で各楽器の基準がそれぞれあると思いますが、それぞれの楽器において、基本となることが何かを把握することが大切です。ジャンルを問わず、何が出来なければいけないのか。それを把握できるか否かが演奏家としての器量だと思います。スポーツのように客観的な基準がない分、分かりにくいところがやっかいですね。

基準!なるほど。

ドラムの場合ライブ開場にあるドラムキットによって音が全く違うので
(自分のキットをいつも使える状況ではないので)
リハのときにサウンドチェックをして
気に入らない音(その日の演奏曲に合わない音)
の場合自分のシンバルを付け替えたり、チューニングを変えたりします。
またミュートの加減や、開場の大きさによって奏法も変えたり・・・

とりあえず自分の中にサウンドの基準があるので
それに対して、どうすればいいか・・みたいな感じですよね。

ベリエでタイバンする若いドラマーさんは
全くしないので、「音きにしろよ~!」
ってよく思いますが。

jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。

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