太田朱美さんのライブに行ってきた

ジャズ
02 /11 2008

 「なんぼ公式HP」のInformationでも紹介していた米子市出身のジャズ・フルート奏者・太田朱美さんのライブに行ってきました。率直な感想としては「凄く良かった」。流石。太田さん個人のプレイも冴え渡っていたが、バンドとしての一体感も素晴らしいライブだった。やっぱジャズは生演奏のもんですよ。

 

 

 ※高知ジャズ界の重鎮・井上省三さんのブログが復活しました。2月9日のブログで地方ジャズマンを「絶滅危惧種」と例え、「限界集落」という比喩も用いられていますが、奇しくも当ブログ10日付けの記事で地方ジャズ界の状況を「限界地域=限界集落」と表現。一日違いのシンクロが炸裂し、思わず唸ってしまいました。「絶滅寸前だが可能性がある」という点はまったく同感で、そのために何をすべきなのかを最近は考えています。

 ジャズの醍醐味とも言える「瞬間瞬間で音楽を創り上げていく」スリル。メンバーが互いに相手の音を感じ合って、その音に対してどんなイメージをぶつけていくか。そのプロセスがとても面白く、個性のぶつかり合いでありながら調和している感じ。これこそ即興演奏だろう。

 

 

 この日のライブを聴いて自分の課題として思ったことは

①周りに仕掛けること(リズム面、ハーモニー面でも)

②あらゆるテンポに対応できること

③逆に仕掛けに対応すること

 

などなど。結局のところ即興演奏の旨味は①③に集約されるところがあって、この部分が抜け落ちてしまっては意味を成さない。

 

 

 プロのライブを聴いて何がいいって、自分の課題が浮き彫りになることですよ。自分には何が不足しているのかがよく分かる。問題は不足している部分を自分で補う努力をするかどうかだ。問題点に気付き、それを克服することでしか人間成長できない。私も普段は超多忙な人間で練習もままならない状況ではあるけど、かと言って問題点を放っておいたら一生自分の求めるプレイなんかできないのである。

 

 

 ○私は上手くなりたい

 ○それなら何をすべきか

 ○本当にやるのか

 

 という点で、結局は自分自身がどうありたいかにかかっている。ホンとジャズはきれいごとの世界じゃないな。練習した奴だけが楽しめる。練習しないとストレスだけが溜まる―残酷だがそんな世界だ。

 

 

 格言「求めなければ与えられない」逆に言えば有名な科白の「求めよ、そうすれば与えられるだろう」。いやはや。

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コメント

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本当、素晴らしいライブでした♪
かっこいいなー。
もの凄い刺激をうけました。

自分に向き合うこと、もう少しシビアになれそう。
仕事、家事、音楽をこなす日常のなかで、音楽は比重として一番軽いのが現状。日々の疲れを解消するのがやっとの毎日。音楽に向き合う、楽器に向き合うのは簡単なことではなくて、ものすごいエネルギーがいる。ライブの日に向けて、毎回モチベーションを高めるので、精一杯。でも音楽のこと、練習しなきゃって思わない日は一日もない。そんなモヤモヤした気持ちをいつも抱えて過ごしています。

あけちゃん、とってもかっこよかったです。
メンバーの皆さんも。
とてもいいバンドです。
なんか、スカーッとした(?)


私も頑張ろうっと♪
本当に、楽しい夜でした。


昨日はどうもでした

太田さんのバンドはとっても上手くて感心しました。
上手い人は所作に無駄が無いので、見ていても面白いです。
特にベースの織原さんの左手の動きに見とれてしまいました。

ジョー・ファレルというキーワードのせいか、同じ編成の「チック・コリア/フレンズ」のイメージと重なる部分がありましたよ。
スタンダードの1部より、オリジナルの2部の方が良い印象で、とりわけ水谷さんとのデュオ「エドエンバリーの海」、アメリカ自然史博物館組曲からは3曲目の「生体発光」が心に残っています。

「本当にやるのか」
これですよねぇー、これ。

 昨夜は初めまして。確かに織原さんのベースは絶妙でした。ある時はタイトに、ある時はダイナミックに音楽を膨らませていく様は流石です。素晴らしいバンドでしたね。

 曲のバリエーションやテンポ設定など、終始退屈するところのないステージでした。こんなライブが月に一回ぐらい観れたら良いですね。

 「本当にやる」という部分が一番肝心だけど一番疎かにされがちですよね(笑)

jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。