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沖縄の熱い夜①

ジャズ
05 /15 2007
 とにかく寒いのが苦手で、中には暑いのも寒いのも苦手な人もいるけど、私の場合は寒さに弱いだけで暑さには強い。動物タイプの人間と言うより、植物タイプの人間なのかも知れない。そんな体質だから沖縄に強く惹かれる。これまでにも何度か沖縄に行き、行くたびに改めて好きになる。日中は海で泳げるし、夜はジャズができるし、泡盛は美味いし、言うことなしだ。もっとも居住すると台風や基地問題、就職難などシリアスな問題もたくさんある訳だが・・・

 沖縄県の玄関口・那覇空港に降り立つと、まず南国特有の匂いに迎えられる。明らかに湿度の高い空気。本土にはない雰囲気だ。ここからタクシーで十五分も走ると那覇の中心地、国際通りに着く。随分観光化されたとはいえ、メインストリートを一歩入いると、細い路地がまるで蜘蛛の巣のように入り組んでいる。猫天国だな、と思う。魚をくわえて逃げても簡単に逃げ切れそうな気がした。何か、こんな感じの細い路地とかに惹かれる。昭和50年代初期の米子もこんな感じだった。一歩入ると溝の付いた細い路地が枝分かれしていた。きれいな街並みというのも好きなんだけど、路地裏のごちゃ混ぜ感も好きだ。

 そう言えば那覇にはジャズ・ボーカリスト与世山澄子さんの「インタリュード」というお店があるんだけど、未だに行ったことがない。情熱大陸に出演されたのでご存知の方も多いかも知れない。ジャズ・ファンには懐かしい名前だ。今から24年ぐらい前にスウィング・ジャーナル誌上でよく与世山さんの名前を拝見した。当時は沖縄自体が今のようにブレイクしていない時代で、沖縄ジャズ界もまったくといっていいほど知られていなかった。そんな中で与世山さんがマル・ウォルドロンと共演されてアルバムを作られたのだ。「日本のビリー・ホリデイ」と一気にブレイクされたような記憶がある。S・J誌でも沖縄ジャズ特集の企画があったような気がするけど、与世山さんがアルバムを吹き込まれた頃なのかどうか、そのあたりにの時代考証は曖昧だ。その頃、S・J誌を読んでいた私は、沖縄のジャズマンは「米軍基地で鍛えられた凄腕(死語)のジャズマンばかりなんだろうな」と思っていた。那覇の中心部から少し離れているということもあって「インタリュード」にはまだ行ってない。

 旅行先ではセッションしたくなるもので、もちろんセッション不可な店やセットもあるので、現地に着いたらとりあえず電話でセッションできるかどうか確認しておくことが肝心だ。沖縄で最初に訪れたジャズ・バーは国際通りのはずれに位置する「寓話」だ。ピアニストの屋良文雄氏のお店。常連客か観光客かよく分からないが、平日でもお客さんが多い。初日は何となく下見も兼ねて、ふらっとカウンターに座る。観光客を装って、って言うか実際に観光客なんだけど(笑)、屋良さんの息子さんとカウンター越しに他愛ない話をしながら泡盛をがんがん飲んだ。ちなみに「なんぼ」のサックス奏者曰く「沖縄で飲む泡盛は美味いけど、本土で飲むと不味い」らしい。泡盛が美味いのは「沖縄の気候の中で飲むから」なんだそうだ。なーるほどね。泡盛を飲んで無茶苦茶酔っ払ったので「ジャズマン宣言」した。で「明日セッションさせて下さいな」と申し出てみた。一瞬、一同の目つきが鋭くなった・・②に続く。

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jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。

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