スポンサーサイト

スポンサー広告
-- /-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

沖縄の熱い夜②

ジャズ
05 /17 2007
 ジャズ・スポット「寓話」は階段を上がった二階にある。区切られたフロアの奥の方にグランドピアノがでんと鎮座し、ここでレギュラーバンドが毎晩日替わりで演奏を繰り広げる。この日は店のオーナー屋良文雄氏のレギュラー・トリオと演らせて頂いた。初めて合わせる時って緊張する。どんな技が得意なのか、或いはどんな癖があるのか。どんな展開になるかはまったく分からない。とにかくカウント後の一音が放たれた瞬間、もう後戻りはできない。「やめとけばよかった」と後悔する瞬間でもある(笑)


 「酒とバラの日々」「ミスティー」「ブルース」「グリーンドルフィン」など6~7曲を演る。途中、ミスティのコードを確認しようと譜面を見ようと思ったら屋良氏に睨まれたのでやめた。やはりスタンダードは暗譜しておかないと駄目だな。それにしても凄いトリオだ。オーソドックスに始まったかと思えば、途中から徐々にトリッキーなコードが混じりだす。リズムも前ノリ、後ノリのどっちとも言えず、かといって崩れる訳でもなく、これが琉球ノリなのかと思わず唸った。トリオのメンバーはさすがに息が合っている。ピアノの変態的な挑発(失礼)にうろたえることなく応える。こういうのがバンドの良さなんだよな。


「寓話」には昨年十月にも行ってきたが、トリオのメンバーのうち、ベーシストが変わっていた。まるでギターのようなベースを弾く人だな~と思っていたら、次の日に行った国際通りのジャズ・バー「カムズハウス」ではギターを弾いておられたのでびっくり。どうりで。

ちなみに「カムズハウス」はここもオーナーがピアニストでかむらさんという名前。かむらの家、略してかむの家。ここでは石垣島から来たという陶芸の先生がフルートを持って遊びに来ていた。石垣島に行った際、地元のジャズ・バー「スケアクロウ」の人が「石垣と本当の人間は人種が違う」と言っていたけど、それは本当だと思う。石垣の人を見ていると沖縄の人は随分と普通に見えてしまうから恐れ入る。「カムズハウス」では東京ユニオンを辞めて本島に移住したテナーマンともセッションできて楽しかった。ここでは泡盛ではなくオリオン・ビール。このビールも沖縄で飲むと非常に美味しい。

 ところで沖縄は南国らしく明暗のコントラストが高い。暗の象徴は、何と言っても米軍基地だろう。このBLOGでは極力政治ネタについては触れないようにしてきたが、国民投票法案も成立、愛国心は強制されるわ、経済では三角合併も解禁だわで、一体いつからこんな美しい国になったんだろうと驚かざるを得ない。こうなった責任の8割はマスコミにあると思う。マスコミの虚栄と自己反省の無さ、或いは想像力の欠如が、自公支配の美しい国を作り上げてしまったような気がしてならない。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。