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ボサノバの季節

ボサノバ&MPB
03 /12 2008
 先日立ち読みした本によると、「音楽脳」というのがあるらしく、毎日音楽ばかりやっていると、やはり頭も音楽に向いた機能が発達してくるらしい。私自身、仕事と音楽では明らかに脳の違う部分を使っているのだと実感する。だからはっきり言って、仕事後一時間ぐらいは、きちんと音楽と向き合えない。頭がついていかないのだ(歳と言われたらそれまでだけど・・)

 そんなこんなでようやく風が春めいてきた。そろそろボサノバの似合う季節だなぁ。休日はナラ・レオンの「五月の風」あたりを聴きながらゆっくりと過ごしたいものだ。

 

 

 ボサノバといえば、ジョアン・ジルベルトのバチータのリズムでやれば「酒とバラの日々」でも「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」でも何でもかんでもボサになると誤解している人がいるかも知れない。私も以前はそう思っていたが、そのジョアン・ジルベルトのコピー通りに「イパネマの娘」をギターで弾いてみたら、単にリズムだけではないことに気付いた。リズムの起伏に合った色彩豊かなテンション・ノートの使い方とギターの理に適ったヴォイシング。トップノートを変えただけの13th→b13thや9th→b9thなどの流れが非常にボサチックで気持ちいい。

 

 

 曲自体、とても色鮮やかだ。背景の色がコードだとすると、トム・ジョビンの曲で例えば「3月の雨」「ワン・ノート・サンバ」など同じモチーフを繰り返しながら、コードの変化で背景の色が次々と鮮やかに変わっていく。一大音絵巻というか、壮大な交響曲にも比肩するぐらい、ジョビンの曲はドラマティックだ。同時代を生きたジョビンとジョアン・ジルベルトの二大天才音楽家がボサノバを創ったと言われるが、歴史が動く時は大抵そんなもの。チャーリー・パーカーがモダン・ジャズを創った時もそうだった。

 

 

 ジョアン・ジルベルトがアストラッド・ジルベルトを口説いた時「チェット・ベイカーと3人で永遠に『There will never be another you』を歌い続けるバンドをつくろうよ」というようなことを言ったそうだ。チェット・ベイカーのソフトな歌声がボサノバの原風景なのかも知れない。

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コメント

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 私も少しばかりギターを弾くことがあるが、クラシックギターでボサノバを演奏するとあまりの美しさに驚くことがしばしばである。勿論、私のテクニックは全くないので、ここでいう美しさは岡氏の言うところの、「流れ」である。また、ギターのbodyから伝わる響きが相乗効果を生み出す。
 いつかストレスなく奏でてみたいものである。

*ちなみに、「ワンノートサンバ」は、歌詞まで音、コードと一貫しており、感動的な構成ですね。
 

jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。

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