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大阪の熱いJAZZ NIGHT②

ジャズ
05 /29 2007
 大阪がローカルだということを如実に示す例として、楽器店の少なさが挙げられる。中古楽器店も含めて、東京の圧倒的な物量と比べると、いかにも寂しい。それだけ今の日本は東京に一極集中している訳だが・・


 大阪の楽器店といえばミナミの「三木楽器」「ミュージックライフTAO」(中古楽器)、「ビーフラット・ミュージック」(主にマウスピース)、キタの「ドルチェ楽器」ぐらいしか思い付かない。東京ではすぐに思い浮かぶ店だけでも「山野楽器」「ウインドクルー」「石森管楽器」「DAC」「THE中古楽器屋」「黒澤楽器」「イシバシ」「ドルチェ」「シアズ」「ザイレム」「TAO東京店」「弦楽器の山本」「ヤマハ各店舗」などがある。


 ジャズNIGHT2日目はキタのとあるジャズ・バー。女性2人のフロント(asとtp)にピアノ・トリオのクインテットでバップを演奏するバンドだった。最初、ピアノの方のジャズ教室の生徒さんバンドかと思ったが、関西大学ジャズ研の方々とプロの方の混成バンドであることが後に判明した。私が着いたのは2ステージからで、ちょうど「コンファメーション」の途中だった。「なんぼ」同様、トランペッターが女性なので何だか感動。女性の感性でトランペットを吹くとどうなるか、そこに興味がある。フレディ・ハバードみたいに吹かれたら逆に引くだろうな。


 この女流トランペッター氏、アンコールの「セントトーマス」のソロの途中でバテのため音が出なくなってしまった。このつらさはよく分かる。2ステージフルに演奏することは、トランペッターにとっては決して楽なことではない。で、音が出なくなってどうしたか。何と、スキャットを始めたのだ(!)う~ん、参った(笑)普通アドリブを途中で切り上げてもよさそうなものだが、まさか歌に走るとは。驚きだ。


 その理由が、ジャズNIGHT3日目に判明するのだ。


 3日目、地下鉄を降りたらすぐのジャズ・バー「SUB」に行く。トランペッター唐口一之氏のクインテットを聴くためだ。するとどうだろう。この店のカウンターの中に居る若者は、ジャズNIGHT2日目のドラマーであるし、女流トランペッター氏も居るではないか。聞くと明日がK西大学の卒業式だと言われる。なるほど。卒業記念ライブだった訳だ。それは中途半端にアドリブを終えたくないよな。スキャットに走ったのも納得。


 ほかにも先日同様「ジャズやねん関西」を主宰する人と知人の女性も居て、案外とつながっている大阪ジャズシーンを実感した。実情はよく分からないけど。


 それにしても凄かったのが唐口氏のトランペットだ。とにかく流暢。日本人には珍しいタイプだと思う。滅茶苦茶テクニシャン。全盛期のケニー・ドーハムみたいだ。「呼吸法はどうすればいいんですか?」とライブがはねた後に訊いてみた。曰く「息を吸わないのが正解。きちんと吐けば必ずきちんと吸う」とのこと。


 「SUB」のオーナーは大阪ジャズ界の重鎮・西山満(b)氏である。「コンファメーション」を演奏する際のMCで「この曲はチャーリー・パーカーのブルースや。みんなAA‘BA’‘で演奏するけどやな。ブルースなんねん。せやからブルースの魂で演奏せなあかんねん」と説明。凄い。こんな格好いいMC、聞いたことない!


 大阪の熱いジャズNIGHTは熱さの余韻を残して更けていった・・・
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コメント

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そういえば、コンファメの進行使ってブルースやるとカッコいいんだって聞いたことがある。説明を聞いたときは、な~るほどと思ったが、詳細は…。その前に、コンファメだな。まず。

 コンファのAの部分に似たブルースは例えばパーカーの「ブルース・フォー・アリス」など。メジャーブルースの変形だな。

jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。

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