私の愛用カメラたち

バンド「なんぼなんでも」
06 /06 2007
α‐9&α‐7デジタル


 現在所有している一眼レフがこれ。旧ミノルタα-9(右)とコニカミノルタα‐7デジタルの2台。仕事ではもっぱらα‐7デジを使っている。


 1998年末発売のα‐9は、旧ミノルタが老舗の意地で開発した銀塩の名機。αシリーズになってから同社では、9のナンバーを冠したモデルをフラッグシップ機と位置付けてきたが、最終版となるα‐9はちょっと別格だ。これまで十五年近く愛用してきたα‐9000と比べると、思想が違うと言っても過言ではない。同社がα‐9の次に発表したα‐7も真面目に練られた素晴らしいカメラだっただけに、デジタルの波に乗り遅れた経営戦略が悔やまれる。


 α‐9は何よりも一眼レフの命とも言えるファインダーの作りがいい。視野率100%、倍率0.73倍のファインダーは標準仕様のマットでも非常に明るい。実物の被写体よりも、ファインダーの中の被写体の方が明るいのでは?といった錯覚すら覚える。あとAFは、三点測距で、当時のフラッグシップ機にしては少ない気もするが、測距性能は圧倒的。白い壁にもぴたりとピントがくるから驚きだ。αシリーズで唯一の防塵防滴仕様で、ステンレスカバーに覆われたボディは堅牢そのもの。細かいところでは36枚撮りフィルムを2秒で巻き戻す巻き上げ性能も有難い。しかし売れんだっただろうな(笑)


 一方のα‐7デジは、現在仕事カメラと化しているが、さすがに古臭さは否めない。古くても色褪せない銀塩カメラと違って、デジタルは時の経過に比例して色褪せてくるのが実感だ。
 

 α‐7を購入したのは、未だαシリーズの行く末が不透明だった頃で、いわば駆け込み買い。その後ソニーが引き継ぐことになったのはご存知の通りだが、デビュー機のα‐100よりはα‐7の方がカメラとしての風格はある。ただし、AF性能がアキレス腱で、思わず「何じゃこりゃ」のレベルではないか・・・一説によるとファームアップで改善は可能という話だが、ソニーはそこまでのフォローをせんな~このAF性能では仕事用としてはちょっとキツイ。あと、600万画素はともかく、ハイライトとシャドウの粘りの無さは苦しいな。


 個人的にはコニカミノルタ17-35mmの描写に不満がある。そもそもAPS-Cサイズでこの焦点距離ではいかにも中途半端だし、17-35mmが換算すると25.5-52.5mmになると言っても、被写界深度は17-35mmのままな訳で、どうしても違和感が拭えない。これを売ってシグマのデジタル専用レンズ17-70mmF2.8-4.5DCを買った方が正解かも知れない、なんて思う。35mmF1.4などの絵が上々なだけに、カメラ本体の責任ばかりではないだろう。ただし、モニターの解像度がまったくついていかないが(笑)


 まぁ、開発時期から考えてα‐7デジに多くを求めるのは酷だし、某メーカーの初級機の画質のようにいやらしいシャープさ無い分、まっとうではある。α‐100がα‐Sweetデジの亜流だったのはやむを得ないとして、今年中の出るというα‐7の後継機種に期待だ。今のレンズラインナップからして、いずれフルサイズがリリースされることはほぼ間違いないだろう。やはり、サイズに応じたレンズを設計するのが筋というものだ。
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コメント

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確かに、α‐7デジのオートフォーカスはあまり使えない。マニュアルフォーカスで使うことが多いが、それも100%ではない。案外コンパクトの方が実用的だったりする。一眼は、やはり銀塩のものかもしれない。

後継機に期待だな。α100あたりでもAFは良さそうなので期待はできると思う。問題は値段だけど・・・

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jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。