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今最も新譜が聴きたいアーティスト

ボサノバ&MPB
07 /16 2007




 ここにきて疲労とストレスで例の頭痛に襲われている。今月は今のところまともに一日休めたのが一回しかなく、しかもその一日がTV収録だったため、かなり厳しい状況だ。音楽休めばいいようなものだが、こっちも意地である。気力を振り絞ってトランペットを吹く。何だかやけくそみたいだが、ジャズやってない自分ってイマイチ想像つかない。


 それこそジャズを聴くようになってから、「誰それの新譜を待つ」なんてことはまったくと言っていいほどなくなった。数十年前の再発盤を待ったり、気が付いたら誰それの新譜が出てるから買ってみようか、みたいなノリ。その中で、殆ど唯一、新譜が気になるミュージシャンがいる。JOYCEだ。ジャズではなくMPBの人だけど・・


 数年前クラブ・ブームで火がついた感のあるジョイス。その名を一躍有名にしたのが上のアルバム「Feminina」(「Agua e luz」と2in1になっている)だ。1980年録音ながら、今聴いても十二分に新鮮。27年前の音楽ってこんなに豊かだったんだと驚く。音楽で新しい世界を構築してやろうという純粋な思いが伝わってくるような気がする。これって最近のジャズが失いつつある部分だな、などと思ったりもする。音楽が思想とか人生そのものであり得た時代だ。この類の音楽は概して色褪せることがない。


 しかしこの人のアルバムはどれも完成度が高いな。エリス・レジーナを追悼した比較的最近のアルバム「宇宙飛行士」も、普通だったら本家が凄いだけに企画倒れに終わりがちだが、ジョイスはさすが。エリスのアクを抜き去って見事なまでに自分の世界を創り上げている。ジャストな音程で歌いだすところは大貫妙子以上で、これがジョイスの持ち味の一つだ。それだけに、しばしば声が楽器のように響く。本人もそのあたりの効果を狙っている節もあり、よくスキャットも披露する。超アップテンポでギターと一糸たがわぬユニゾンで歌いきるスキャットは圧巻。極度に感情を込める訳でもなくある意味クールに、しかし情熱的に自らの世界を表現するジョイスから目が離せないでいる。


 最近のブラジル物再発ブームは何でもありの嬉しい状況だが、見ると欲しくなるから、あまり見ないことにしている。ジョイスのファースト「JOYCE」もついにCD化された(かなり前だけど)。トニーニョ・オルタのファーストもCD化されたぐらいだから、昔のちょっと渋めのアルバムもどんどん出てきているんだろう。個人的にはマリア・クレウザのアルバムとかドリス・モンテイロ、パスコアルあたりの一挙再発があればと思う。もうあったのかも知れないけど。

 まぁこらからの季節はうざいことは忘れて「Feminina」でも聴きながら涼しい部屋でメチャクチャうまいアイス珈琲か、極冷えしたエビス・ビールでも飲みながら、ひぐらしの鳴き声に耳を傾けつつうたた寝でもしたい。想像しただけで昇天だ(笑)
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ブートレグ

ジョイスの「フェミニーナ」は、2年前に朝日町にあるレコード屋「FLAMIN5 WORKS」でブートレグLPを発見。買うか買うまいか悩んだ末、ブートはやめて本物買おうと判断。
でもクラブ人気のおかげか本物LPは全く影も形も無くて、未だに入手できてません。
そうこうする内に「FLAMIN5 WORKS」も店が開かない状態に・・・。
CDでも買おうかなと思う今日この頃です。

 岡山市のトランス・レコードにはありませんか?ブラジル関係は6割はここで買ったもので、当時はLPもたくさんありましたよ。プレミアムが付いてるのでしょうね。

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ハーフ・ザ・パーフェクト~幸せになる12の

期間限定メンズポイント3倍で購入しました。ひとつ前のマデリン・ペルーのアルバムに出遭った時の感動が大きすぎたので、今回は意外に大人しくまとまっているような気がします。声が癒し系なので、イージーリスニングには良さそうです♪♪邦題が悪い。中身はとても良い。だ

jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。

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