大橋諭さんにトランペットを教わる〜松江城ジャズ・フェスティバル番外編〜

 松江城国際ジャズ・フェスティバルの幕間にトイレに入ったら、黒人ピアニストのアーロン・ディールが用を足していたので焦った。何だか会場の至る所に出演ミュージシャンがいる(笑)そのあたりも同フェスティバルの大きな魅力だが、大橋諭氏(tp)がテントの中に座っていたので、ここぞとばかりにトランペットの練習方法などを訊いてみた。素晴らしいミュージシャンは大抵の場合、熱心に質問すると熱心に答えてくれるものだが、もちろん大橋さんも熱く練習方法を語って下さった。


 そこで大橋さんが言っていたのは「チューニング・スライドを抜いて練習すること」。以前アメリカ在住のクラシック・プレーヤーの写楽氏も同様のことを指摘していた。
大橋さん曰く「チューニング・スライドを抜くとFの音(実音Eb)が出るんですよ。で、その感覚、管の長さの感覚を徹底的に身体に叩き込む。そこを原点に半音ずつ同じ感覚で拡張していくといいですよ。2年ぐらいかかりますけどね」と。


 「頭で奏法考えちゃうと脳が硬くなってしまいますよね。それだけで力みになる。こんなのってトランペットだけだと思いません?ニューオーリンズでは子供達が結構とんでもない吹き方で吹いてるんですけど、わりとさまになる音出してるんですよね〜」とのこと。


 現在チャレンジ中で、最初にチューニング・スライドを外して吹いたら、私の場合F#(実音E)に近いぐらいのピッチの音が出た。楽器本来の持つピッチよりも高めに息を当てていたのだ。かなり不合理な吹き方が染み付いている。これをジャストFまで落とすと、自分の中ではかなり下の部分で響かせているような感じになってしまう。このギャップを修正して半音づつ積み上げていく作業は半端ではないだろう。今回はやると決めたので執念深くやってみるつもりだ。ホントに2年はかかりそうである。実際に、2時間近くひたすらチューニング・スライドでF→外してGを繰り返し、観念を修正するような練習をしているけど、ひたすら地道な作業だ。


 ちなみにアメリカ在住のクラシック〜ジャズ・トランペッターのヒロ野口氏によると、「一ヶ月半音づつ積み上げていって、音の高さに対する先入観を徹底的に取り除く」のだそうだ。トランペットはマジでやっかいな楽器だな。余談ながら大橋さんの使用楽器はエルクハート初期のバック37シルバーにマウント・バーノン・バック3Cの組み合わせだった。 



ジャズ・デイズ、盆が終わると息つく間もなく25日(土)のミラージュのライブです。夢みなとタワーHPでは既にライブ日程の更新がなく、あたかもミラージュ自体が無くなったかのような印象を与えていますが、もちろん健在です(笑)また、9月には境港市「成田屋」でライブやります。日程は調整中ですが、決まり次第HPにUPしますので、ご都合が宜しければまた足を運んでやって下さい。 

theme : JAZZ
genre : 音楽

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

大橋さん

再審求め輪島さんらがTシャツ披露…袴田事件スポーツ報知この日、袴田さんの姉秀子さん(74)らとリングに上がった大橋さんは「最終ラウンドのゴングが鳴った覚悟で取り組みたい」との決意を表明。Tシャツを作った衣料会社

comment

Secret

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

Author:KAO
山陰で活動するジャズバンド「なんぼなんでも」のメンバー。

カレンダー
07 | 2008/08 | 09
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
来訪者
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

Google フリー検索

Google

WWW検索 ブログ内検索

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ