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トランペット~ビンセント・バック180ML 37ベルSP

トランペット
05 /05 2007
ビンセント・バック180ML 37ベルSP

 大学のジャズ研では当初ヤマハのカレッジ・モデルを使っていたのだが、そのうち少しグレードアップを目指すようになって購入したのが、バック180ML37SP。バックの中ではスタンダードなモデルで、多分最も多く出回っているモデルではないか。一般にクラシック用とのイメージがあるけど、あらゆるジャンルのトランペッターがバックのトランペットを使っている。私のは80年代初頭に製造された一本。最近のバックは凋落の一途をたどり、工場も中国に移すだの移さないだの、あまりいい話は聞かない。人によってはエルクハート製はバックに非ずというぐらいだから、最近の製品に至ってはトランペットに非ずとなるのかも知れない。逆に評価を上げているのがヤマハだ。実際にヤマハのシグネイチュアーモデルを使っているプロも多い。

 ここにきてようやく下火になってきたビンデージ・トランペット・ブーム。というか、モノが無いのが現状だろう。米国のオークションなどを観ると、たまにオールドマーチンのコミッティーモデルなどがあり「さすが本場」と思わず唸ってしまうが、日本ではすっかり姿を消してしまった。ニューヨーク・バックしかり、マウント・バーノン・バックしかり。もちろん現代のバックとは別物で、NYバックなどは吹奏感からしてまったく異なる。基本的にライトウエイトだし、素材そのものの違いも感じる。個人的にはNYバックのようにエッジが立たないテイストが好きだ。新品でこういうテイストの楽器を作ってくれるメーカーはないだろうか。

 と、何だかんだ言って、最近はバックと付かず離れずの状態が続いている。はっきり言って私にはヘヴィーな楽器だが、抜けてるし、アンサンブルによくマッチするし、ここ一番の登板が多い。特にデッドなスペースで大人数で演る場合など、とりあえずこいつの太い音に頼ってしまう。

 現在のバックのラインナップにはライトウエイトもあり、一度吹いてみたいのだけど、未だに実現していない。軽い中にバックの音が生きているのなら案外いいかも知れないな。私にとって180MLは「いい楽器」なんだけど、あらゆる意味で重過ぎる。チェット・ベイカーが最晩年にバックのラッカーを使っているが、音はブッシャーとまったく同じ(笑)天才は何吹いても関係ないみたいだ。 

 そういえば昔吹いた「シャガール」という欧州のメーカーの楽器が、同じシルバープレート、二本支柱ながら、ちょっとオールドっぽいテイストがあって素敵だった。買っておけばよかったと少し後悔している。
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コメント

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バックの180ML・・・使ってました。
学生時代をヤマハのインペリアルで通したので、社会人になって奮発しました。
確か83年頃に「らぱん」の在庫2~3本から選んで購入。
平成4年を最後に活動をやめた後も手元に置いておりました。
でも3年位前にオーディオの資金に充てるため、近所の中学生に売却してしまいました。
あ~もったいない。(笑)




なんだかんだ言ってバックはいい楽器ですよね。オールマイティ、というか。ヤマハのインペリアルも最近吹くと、吹きやすくていいな~と思ってしまいます。本当に自分に合った一本と果たしてめぐり合えるのでしょうか。

jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。

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