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「なんぼ」場は増えど課題多し

バンド「なんぼなんでも」
08 /28 2007
 たまたま皆生の某旅館に行ってたら、社長が音楽好きで、音楽の話になり「ジャズやってるんですよ~」と言ったら、「バンド名は?」と訊かれて、「なんぼなんでも」と答えたら、「なんぼなんでもさんですか~」と驚かれてしまった。こっちの方が驚いてしまった(笑)この社長、とてもいい雰囲気の方で、たちまち「ロビーでライブやらない?」という話に発展してしまった。有難いことです。某ホテルからも演奏依頼を頂いて、珍しく活動の場が広がる気配のなんぼであった。


 しかし、それに伴い、演奏クオリティを上げていかなければいけないのも確か。25日ミラージュのような悲惨な演奏ではちょっと厳しいものがあるだろう。もちろん私も人のことは言えず、ここ数ヶ月にわたる長いスランプにどうにも困り果てている状況だ。各自が多忙な中、それぞれの課題と向き合っているのは分かるが、それ以前に、何というか、ジャズを演奏する上でのコンセンサスのようなものをメンバーで共有しないと駄目なんじゃないかと思う。


 鳥取の方々の演奏を聴いて改めて思ったのが「曲には形式がある」ということ。当然なんだけど(笑)A部分とサビ部分が同じ表現でいいハズない。あと「周囲の音を感じる」こと。これが「なんぼ」は弱い。弱過ぎ。とにかく自分のプレイに夢中になっていては駄目だ。周りを聴いてプレイしなきゃ。などと厳しい展開になったが、そもそもジャズは厳しいんである。譜面に頼らないということは、コードやリズムに対して自分が責任を持つということだ。


 かく言う私もマジでどスランプ。何とか乗り越えないといけない。いや参ったな
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コメント

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有難いお話しです。なんぼは人前で演奏するには、まだまだ根底から音楽を創っていかなければならない段階で、しかも脆く、崩れやすい。この課題を、各自向き合わねばならないし、お互いの音、存在を意識しなければ、音楽が成り立たない。

まだまだ課題は山積み。聴いていただける機会をいただけることに感謝。

音楽に向き合える時間は多くはないですが、与えられた時間、ベストをつくして演奏に臨みたいですね。早いもので、もう9月。もう少し、飛躍したいなあ。

結局、数ある課題をひとつずつ解決していくしかないのであるが、課題とじっくり向き合う間もなく、次の作業に入っているパターンなので、ちと苦しい。
これからドイツ語とかフランス語(あえて英語とは言わない)を学んでいくようなものなので、結構ハンパではない。修行である。

始めまして(もしかしたらスタジオで直接お会いしているやも)。ベリエスタジオの同居バンドLOVERS-HIPのDr鬼です。

コンセンサス、必要ですね。曲想について共通の認識をメンバー間で持つ努力をしないとアンサンブルが成立しないですものね。ジャンルは違えどコンダクターの居ないバンドをやってるので同じ事
をよく感じます。

 はじめましてですね。いつもどうも。訪問有難うございます。本当にそう思います。譜面がないだけに、その部分が重要。で、またいちばん難しい部分でもあります。だからバンドでの飲みというのもある意味音楽的に大切ですね。ここをどうクリアしれいくか。それが面白いところでもありますが。。

 音楽は修行かも(笑)メンバー全員に共通する課題だな~

難しい問題ですね。
「周囲の音を感じる」のはそうする努力を意識的にしないと身につきにくいのかもしれません。語弊があるかもしれませんが「思いやり」みたいなものなんですよね。楽器の技術的なところとは少し次元が違う。
でも、かの結婚式の時の演奏を聴いた私は、「なんぼ」の未来に何の不安も感じませんよ。陰ながら応援しています!

 そう言ってもらえると恐縮ですね(笑)その「思いやり」の前段に必要なことについて、次のブログでちょっと触れてみました。

jazz bird

ライフワークはジャズ・トランペット。好きなトランぺッターはトム・ハレル、チェット・ベイカー、パオロ・フレス、市原ひかりさん、山本ヤマさんetc.夏の海が好き。